情報学院(College of Communication)の下で三つの学部、情報学部、新聞学部そして広告学部がある。情報学院では2014年9月から、2年生までの学生に対して、学院三学部共通コースを設置し、この中に学院共通必修、学院共通選択必修を設けることとしました。1、2年の学生のみなさんには、この課程の中で広く各領域における基礎知識と技能を身につけ、自らの興味関心と適性を探っていただきます。3年生、4年生になると、それに応じてそれぞれの学部に分かれていきます。当情報学部では、「メディアのイノベーション・マネジメント」、「映像、音声の企画と制作」という二つの専攻課程を設けています。各課程は次のような能力の育成を目的としています。
「メディアイノベーション・マネジメント」専攻
1、メディアの新たな技術を理解し、創造力と革新力を養う
2、メディアマネジメントと企画立案に関する専門知識を身につけ、専門能力を養い
3、メディアへの批判力を身につけ、問題解決能力を養う
「映像・音声の企画と制作」専攻
1、映像制作における器材に親しみ、ソフトウェアの操作能力を養う
2、映像記号を利用した叙述能力を養う
3、映像を鑑賞し、分析する能力と創作する能力を身につける
研究施設と実習先
情報学院(College of Communication)のアカデミックプランの下、「情報とメディアの統合実験センター」を設置し、6つの実習コースを整備しています。また、学生助手制度を導入し、学生による自治の補佐と内部企画を組み立てる中で、リーダーシップやコミュニケーション、実務能力を身に付けるといった「やりながら学ぶ」という制度を取り入れています。
その中で、放送学部と関連する4つの実習コースでは、各々の特性に従って、学期ごとに学生の専門技能を伸ばす活動を行っています。実習コースの1つ目は、「映像と音声ラボ」です。ここでは、全学の重要な活動を放送し、撮影した短編作品の展示を行っています。2つ目は、キャンパスラジオ「政大の声」です。キャンパスでの放送活動を通じて、学生は学期ごとに各種番組の放送と編集について学んでいます。3つ目は舞台劇の「劇場」です。一学期に一つの演目を上演しています。最後は、「デジタルコンテンツ・プラットフォーム」というコースです。ここでは、定期的にデジタルコンテンツを作成し、そこで得た作品の展示会を開催しています。これらの実習コースのうち、「映像と音声ラボ」は情報学院(College of Communication)の学生だけが参加できます。その他の実習先は、全学の学生が自分の興味に応じて自由に選択することができます。
情報学院(College of Communication)、放送学部の学生自治会や学部事務室、そして教員は不定期にアカデミックイベントを主催しています。具体的には、各放送分野の著名人を招いての講演や、座談会、キャンパスでの台湾映画宣伝イベント、卒業生の講演会などを行っています。こうした学生の活動は、社会に対する理解を深めるとともに、課外でも学ぶ機会を生みだしています。このwebページで、放送学部の様々な活動についてご理解いただければ幸いです。